こんばんは。
精錬祭とは、毎年春頃に開催されるイベントで、イベントで獲得できるポイントを消費して、低リスクで装備の精錬を行えるイベントです。
精錬値が高い装備は、追加効果を発揮できるようになる事が多いので、キャラクターの強化には絶好の機会です。
自分で使う装備以外に、売りに出す装備を精錬することも出来るので、精錬祭はROでも屈指の金策イベントです。
精錬値が高い装備は高値で売れるので、まとまったZenyを手に入れる良い機会です。
精錬祭の仕込みについては、11月末頃から漠然と考えていました。
今年の究極精錬キャンペーンが終わった前後から、本格的に仕込みについて動きました。
正直、こんな自分の財布の中身を公開するような記事を書いてどうするのか、という気持ちもないではないです。
といっても、他にネタもありません。
MMORPGの醍醐味には、ゲーム内社会の経済の動きも含まれるので、こういう記事もたまには良いと思います。
投資や相場に一喜一憂するのも、MMORPGの楽しみの一つでしょう。
2020年度の精錬祭に向けた仕込みについて検討してみました : RO Breidablik 日記(仮)
「究極精錬チケットGetキャンペーン2020」精錬アイテムを手に入れるチャンス!| ラグナロクオンライン公式サイト
1.2020年度精錬祭
精錬祭の開催は、恐らく、4月最終週から5月2周目までの合計3週間の開催となるでしょう。
以下は、過去4年間の精錬祭の開催日時です。
2018年だけ開催時期がずれていますが、これはドラムの実装を春に行った為です。
4月に大型のアップデートがあるという話はない筈なので、今年は例年通りの時期に開催されるのではないでしょうか。
1.1 精霊祭に向けた仕込みについて
1.1.1 仕込みの候補
以下が精錬祭の仕込みの候補として検討したアイテムです。
ラグ缶、パッケージのアイテムから候補を選びました。
数字の単位はM(メガ)単位です。100なら100Mです。
値下がり率とは、精錬祭の後の相場の下落についての予想です。
ラグ缶のアイテムは-30%、パッケージのアイテムは-50%を見込んでいます。
精錬祭アイテム候補
アイテム名 | 背徳の思念体シューズ[0] | イリュージョンミリタリーブーツ[0] | ぷりちーウリボウシューズ[0] | ジャガーノート[0] | スナイピングシューズ[0] | 降霊術士の手鏡[1] | 氷獄のドレス[0] | 聖者の冠[0] | ファフニールスケイル[0] |
メモ | 剣士、ジェネ、AB、RK向け | メカニック向け | ドラム向け | リベリオン向け | レンジャー向け | 盾 | 対人水鎧 | AB向け兜 | RK向け鎧 |
実装日 | 2019-10-17 | 2019-10-17 | 2019-08-15 | 2019-08-15 | 2019-06-13 | 2019-05-16 | 2019-04-18 | 2019-03-14 | 2018-11-15 |
再販日 | - | - | 2019-12-24 | - | 2019-12-24 | 2019-12-19 | 2019-10-17 | 2019-11-14 | 2019-06-13 |
配布 | ラグ缶 | ラグ缶 | ラグ缶 | ラグ缶 | ラグ缶 | ラグ缶 | ラグ缶 | ラグ缶 | ラグ缶 |
未精錬の値段 | 100 | 280 | 2700 | 100 | 390 | 600 | 120 | 50 | 100 |
+7の値段 | 400 | 900 | 3900 | 500 | 1100 | 1700 | 400 | 300 | 250 |
値下がり率 | -30% | -30% | -30% | -30% | -30% | -30% | -30% | -30% | -30% |
値下げ後の値段 | 280 | 630 | 2730 | 350 | 770 | 1190 | 280 | 210 | 175 |
1個の利益 | 300 | 620 | 1200 | 400 | 710 | 1100 | 280 | 250 | 150 |
値下げ後の利益 | 210 | 434 | 840 | 280 | 497 | 770 | 196 | 175 | 105 |
アイテム名 | もこもこお魚シューズ[0] | スクロールストール[1] | ランナウェー・アクセラレータ[1] | パナギアの贈り物[1] | ファントムオブマスカレード[1] | 剛勇無双の紋帽子[1] | ブースターシューズ[1] | 古代龍の宝冠[1] |
メモ | ドラム向け | MD対ボス装備 | イルシオン装備 | AB向け兜 | 物理職向け兜 | 必中兜 | ステータス強化靴 | 深淵の回廊 |
実装日 | 2018-11-15 | 2019-12-01 | 2019-12-01 | 2019-12-01 | 2019-07-01 | 2018-07-01 | 2018-07-01 | 2017-06-13 |
再販日 | 2019-08-28 | - | - | - | - | - | - | - |
配布 | ラグ缶 | パッケージ | パッケージ | パッケージ | パッケージ | パッケージ | パッケージ | 深淵の回廊 |
未精錬 | 80 | 30 | 25 | 25 | 100 | 30 | 10 | 100 |
+7 | 230 | 200 | 170 | 200 | 600 | 145 | 89 | 500 |
値下がり率 | -30% | -50% | -50% | -50% | -50% | -50% | -50% | -30% |
値下げ後の値段 | 115 | 100 | 85 | 100 | 300 | 72.5 | 44.5 | 350 |
1個の利益 | 150 | 170 | 145 | 175 | 500 | 115 | 79 | 400 |
値下げ後の利益 | 105 | 85 | 72.5 | 87.5 | 250 | 57.5 | 39.5 | 280 |
1.1.2 実際に仕込んだ装備と投資額
実際に仕込んだアイテムは下記の通りです。
この他に背徳の思念体シューズ[0]も考えていたのですが、仕込みを行った時期に露店に並ばなかったので断念しました。
投資の合計は1.5G程度です。
購入したアイテム
購入したアイテム
組み合わせ | 個数 | 購入単価 | 購入小計 | +7 | 1個の利益 | 値下げ後の利益 | 値下げ前利益小計 | 値下げ後利益小計 |
降霊術士の手鏡[1] | 2 | 500 | 1000 | 1700 | 1200 | 840 | 2400 | 1680 |
聖者の冠[0] | 1 | 50 | 50 | 300 | 250 | 175 | 250 | 175 |
聖者の冠[0] | 1 | 52 | 52 | 300 | 248 | 173.6 | 248 | 173.6 |
聖者の冠[0] | 1 | 55 | 55 | 300 | 245 | 171.5 | 245 | 171.5 |
聖者の冠[0] | 1 | 70 | 70 | 175 | 105 | 52.5 | 105 | 52.5 |
古代龍の宝冠[1] | 3 | 100 | 300 | 500 | 400 | 280 | 1200 | 840 |
個数 | 購入価格合計 |
9 | 1527 |
内訳として、降霊術士の手鏡[1]が、全体の約66%とかなりの割合を占めています。
古代龍の宝冠[1]を除けば、ラグ缶のアイテムです。
選定の基準は、予算の範囲内で購入可能で、粗利がなるべく上がる物です。
その為、1個の値段が1.5Gを超えるぷりちーウリボウシューズ[0]などは除外しました。
スナイピングシューズ[0]、ファフニールスケイル[0]などについては、+7まで上げても期待した粗利が望めないと判断し、除外しました。
今回はパッケージのアイテムは検討しましたが、意図的に外しました。
理由は、これまでの経験上、パッケージのアイテムを+7まで精錬しても、元の相場の半額程度の値段にしかならないからです。
去年、ガーデンオブエデンをいくつか精錬しましたが、精錬祭前は400Mで取引されていたものが、200M程度の値段でしか売れず、難儀した覚えがあります。
パッケージのアイテムは流通量が多く、こうなるのも仕方がないでしょう。
その為、ラグ缶で産出するアイテムの内、実装日が比較的最近で、かつ、再販済みの物を選びました。
ラグ缶のアイテムは再販されると相場が下がる為、再販がされていないものは避けました。
精錬祭の後はラグ缶のアイテムの相場も下がるでしょうが、再販もされ、供給が限られるアイテムの相場はあまり値下がりしないだろうと踏みました。
この目論見が当たるかどうかは分かりません。下がったとしても、半額までは下がらないだろうと思っています。
大体、元の相場の7割程度の値段は維持するのではないかと考えています。
1.1.2.1 降霊術士の手鏡[1]
500Mで2個仕込みました。現状、+7の相場は1.7G程度です。
値下がりしたとしても、粗利は800Mぐらいにはなるでしょう。
降霊術士の手鏡は単価が高いので、投資としてはリスクも大きいです。
その為、これの代わりに聖者の冠[0]の個数を増やした方が良かったかもしれません。
これは私事ですが、ちょっと4~5月ぐらいにリアルの仕事が忙しくなるかもしれないという事情がありました。
その為、精錬祭に全日程参加できるかが怪しかったので、精錬するアイテムの個数を減らしておきたかったという事情があります。
精錬祭で防具を+7まで上げる場合、14個程度が限界と言われていますが、これは全日程を隙間なく参加した場合の数字です。
単価の高めのアイテムを仕込むことで、精錬する個数の目標を14個から9個に下げました。これなら何とかなると思っています。
1つのアイテムに投資を集中させるのは、危うさもありますが、手鏡は投資の対象としてはそう悪いものではないでしょう。
降霊術士の手鏡[1]
1.1.2.2 聖者の冠[0]
アークビショップ向けの兜です。
大体、+7まで上げたとして、1個170M程度の粗利は出るでしょう。
ジャガーノート[0]の方が粗利は高いのですが、リベリオン向けの装備ということで、需要が限られるのと再販の可能性が残っている為、こちらを選びました。
オモ録2018によると、3次職の中ではアークビショップが突出して多いので、需要もあるだろうという読みで投資しました。
そう言えば、オモ録2019はまだ公開されていませんね。公開する予定はあるみたいなので、気長に待つことにします。
2018年のオモシロそうな記録はどれ?気になるデータを大公開「オモ録2018」| ラグナロクオンライン公式サイト
聖者の冠[0]
1.1.2.3 古代龍の宝冠[1]
ソーサラー向けの兜です。
100Mで仕込みました。この前の深淵の回廊の直後には65M程度まで値下がりしたので、投資という意味では既にしくじっています。
+7なら500M以上で売れるので、粗利は良い筈です。
ただ、量産されているアイテムなので、パッケージのアイテムのように値下がりするかもしれません。
一種のギャンブルになるのですが、精錬祭でどれだけ+7が量産されるかで、粗利は上下するでしょう。
パッケージのアイテムは、ほぼ元の相場の半分になるので、これは値段を保つ可能性があるだけ、まだマシだと思います。
古代龍の宝冠[1]
1.1.3 粗利
2020年の精錬祭で見込んでいる利益ですが、値下がりを考慮すると3G前後ではないかと考えています。
大きな金額ではあるのですが、投資している金額を差し引くと粗利は1.5G程度でしょう。
投資とほぼ同じ金額の利益と考えると、悪い話ではありません。
粗利
購入価格合計 | 値下げ前利益予想 | 値下げ後利益予想 | 粗利 |
1527 | 4448 | 3092.6 | 1565.6 |
2. 精錬祭後のZenyの使い道
恐らく、精錬祭の後、3G程度のZenyが手元に残ると思われます。
この章では、その使い道について、軽く検討してみます。
2.1 +8 ファントムオブマスカレード
手に入ったZenyをどうするかですが、兜上段の更新を考えています。
現状の装備については、過去に何度か記事を書いているので、そちらをご覧下さい。
朧の火力強化の為、アビス風魔手裏剣、ブルート風魔手裏剣を使った場合どうなるかを検討しました : RO Breidablik 日記(仮)
現在、+8のファントムオブマスカレードにしようかと考えています。+8ならスペシャルエンチャントを2個付けられるので、DEF無視の効果を100%に出来ます。
現在、1.8G程度で取引されていますが、この相場も今年の究極精錬で多少は下がるでしょう。
ファントムオブマスカレード[1] RO公式ツール・露店取引情報
スペシャルエンチャントのやり方|装備品強化|システム|ゲームガイド | ラグナロクオンライン 《公式サイト》
1月のアップデートで乱華が地面指定から対象指定になった影響で、連打がやり難くなりました。
その為、以前ほど攻撃速度に拘る必要がなくなったので、兜上段はファントムオブマスカレードで良いかな、という気持ちになっています。
2.2 2021年に向けた投資用資金としてプールする
買いたい物は他にもあるのですが、全額を買い物に使うわけにもいきません。
上記の通り、今年の精錬祭では、3G程度のZenyを作る予定ですが、それを作るのに1.5Gの投資が必要でした。
G単位のZenyを元手無しで作るのは、半年以上の時間があっても非常に困難です。
MVPボスカードを引き当てるなどの幸運に恵まれれば別ですが、それに期待するわけにも行かないでしょう。
そうなると、最低でも1G程度のZenyは、来年の投資に備えて、プールする必要があります。
ただ、今年の精霊祭で、3GのZenyが作れると決まったわけでもありません。
そんな状態で、こんな話をするのは「来年の事を言えば鬼が笑う」という慣用句にぴったりです。
手元にないZenyのやり繰りをあれこれ考えるのは、気の回し過ぎかもしれません。
そもそも、来年も変わらずにROのサービスが続いているのか、続いていたとして、私がプレイを続けているのかは分かりません。
といっても、そんな事ばかり言っていたら、何も出来ないので、大まかな計画ぐらいは立てておくことにします。
3. まとめ
上記の通り、少し忙しくなってきたので、精錬祭の全日程に参加するのは難しいかもしれません。
と言っても、確実にそうなると決まったわけではなく、GWはカレンダー通りに休める筈です。
時間のやり繰りを工夫すれば、何とかなる範囲だと期待しています。
精錬祭の開始は、まだ2ヶ月先と思われますが、仕込み自体は終わっているので、準備はほぼ終わっています。
RO有数の金策イベントであることは間違いないので、やれるだけの事はやってみます。
今回はここまでにします。それでは。