こんにちは。今回はゲフェンフィールド 11こと、通称ゴブリン村を紹介します。
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このマップが実装されたのは2002年と古くからあるマップです。以前はレベル上げの為に通ったプレイヤーも多かったのではないかと思いますが、今となっては行く意味の薄いマップになってしまい、プレイヤーの姿は見当たりません。
オークの記憶などのコンテンツが追加されたオーク村の南に位置しながら、ゴブリンたちへの扱いは冷たいものがあります。
ROの亜人系モンスターとしては、オーク、ゴブリン、コボルトが登場します。
ROの原作である「RAGNAROK INTO THE ABYSS」の日本語訳の1~7巻には、ゴブリン、オーク、コボルトは出てきません。
韓国語版、英語版は10巻まで出ているらしいので、ひょっとしたら登場するのかもしれないのですが、原作8~10巻は飛行船襲撃、ゲフェン魔法大会などのエピソードが中心らしいので、多分、出てこないのではないでしょうか。
ゲフェンから行けるダンジョンであるゲフェニアは「太古に栄えたエルフの王国」らしいので、10巻以降に登場する予定だったのかもしれません。
ラグナロクオンラインのルーンミッドガッツ王国は典型的な「剣と魔法の世界」として描かれているので、間接的に指輪物語やダンジョンズ&ドラゴンズの影響が伺える描写が多数あります。
オーク、ゴブリン、コボルトが登場するのも、その流れの中で決まったのでしょう。
ROの世界観に原作以外の「剣と魔法の世界」のファンタジー要素を追加しようという話になると、オーク、ゴブリン、コボルトの登場は必然だったのかもしれません。

1. オーク村入り口?(143, 314付近)
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ゴブリンが住むマップの北部はオーク村らしき住居があります。オークの姿はありません。
何故、ゴブリンの集落の近くにオークの家らしき住居があり、オークの姿がない理由についてはゲーム上では特に説明はありません。
住居の煙突から煙が出ているので、中に何者かが住んでいるのでしょう。
村には我が物顔でゴブリンがうろついているのですが、ゴブリンの住居はテントらしいので、中にゴブリンが住んでいるとはあまり思えません。

2. 対岸へ続く橋(174, 287付近)
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マップの北と南は川で隔てられており、橋を渡って対岸に渡る事になります。
昔から川は地理上の境界線になる事が多かったので、オークとゴブリンの領地の境界線はこの川なのかもしれません。
南側には見張り台らしき施設もあります。北側の住居にはオークの姿がないのですが、実際には領土としてオークが実効支配とも考えられます。

3.ゴブリンの集落
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川を渡った南側には、ゴブリンの集落があります。
ゴブリンの住居はテントらしいです。井戸や焚き火の痕跡などがあります。
ゴブリンはオークとは違い、集落に柵などを作らないようです。近くに川があるので、井戸の必要性は薄いように感じます。
簡素なテントとしっかり作られた井戸はちょっと不釣り合いに感じます。この井戸はゴブリンたちが掘ったものではなく、オークが掘ったと考える事も可能です。
両方の種族は近い場所に住んでいるので、何からの交流や取引があっても不思議ではありません。
水辺にある集落はBGMと相まって、のどかな雰囲気です。

ゴブリンはROの世界を彩る亜人系モンスターの一種ですが、既にゲーム上では役割を終えている感があります。
オーク、ゴブリン、コボルトの以外の人間以外の種族としては、ROではドラム、ラフィネ族、サファ族、レシア族、キャクター族、タウラス族などが存在します。
エルフは原作で設定だけ登場するらしいのですが、ラフィネ族と被っているので、もう登場させる意味は薄いでしょう。
ROの原作コミックは中途半端な所で中断して、もう随分時間が経っています。
続きが描かれる可能性は、多分、無いでしょう。原作コミックについてはいずれ記事で触れたいと思っています。
原作コミックのエピソードは「英雄の痕跡」や「七王家とユミルの心臓」で活用されていますが、既にストックは使い果たしているようです。
ROの今後のストーリーを展開させる上でもう原作は頼りに出来ません。ROのストーリーは、基本的にkROの運営チームが考えていて、それを各国のROに反映させる形になっているようです。
JROのオリジナルのストーリーはモンスターサイドストーリーズ、Strong Stars Story等がある様です。私はやったことはありません。
ROのストーリーは基本的にkROの運営チームが作るのでしょうから、JRO独自のストーリーを展開するのは難しいものがあるでしょう。
もう原作の続きが期待できない状態でアップデートを繰り返したROは、原作をベースにしつつも様々な肉付けが多数なされており、独自の世界観を形成していると言えそうです。
例えば、異世界やドラムは原作に登場しない筈です。ROの世界観は北欧神話とそれをベースにした原作、ROの運営チームが独自に盛り込んだと思われる設定がごった煮になっていて、色々と混沌としています。
多分、2000年代前半にROのストーリーを書いている人と最近のROのストーリーを書いている人は違うと思います。
そもそもROの設定では、原作の過去の話だった筈なのですが、現在では未来の話と180度の転換が成されています。原作の過去の話とすると、それと矛盾しないストーリーを作りにくい為でしょう。
ROのストーリーは多くの人間が前任者の遺産を引き継ぎながら、新しいストーリーを展開していると思われます。
多数の人々が一つの世界観に基づいて作品を作り上げているのが実態とすれば、ROの世界観はクトゥルフ神話のようなシェアード・ワールドか、一種の叙事詩のような物だと捉えるのが良い気がします。
細部の矛盾などは解釈の違いか、そういう物だと受け入れるのが良いのではないでしょうか。
ROのストーリーが今後どうなるのかは分かりません。数は少なくなりましたが、ROのストーリーを考察するブログを書いている人もいるようです。
個人的に、そろそろ原作のラスボス的な位置にいるフレイヤと親衛隊のヴァルキリーがストーリーに出てきても良い気がしています。
フレイヤが登場すると、ユミルの心臓に関わるROのストーリーに決着が付いてしまうので、多分、ROのサービスが続く限りは出てこないでしょうが…
オーク、ゴブリンの役割はROの舞台が、ルーンミッドガッツ王国から異世界などに拡張された事で、ドラム、タウラス族などに引き継がれました。
ゴブリンはゲーム内での役割を終え、現在のように一部のマップでひっそりとしているのが良いのかもしれません。
今回はここまでにします。それでは。