こんにちは。昨日、18時半からBreidablikサーバにおいて、一部のマップの接続障害により、臨時のメンテナンスが実施されました。
メンテナンスそのものは20分ほどで終了したのですが、その影響により興味深い数字が浮き彫りになったと個人的に感じました。

Breidablikワールド臨時メンテナンスのお知らせ| ラグナロクオンライン公式サイト

Breidablikワールド臨時メンテナンス終了のお知らせ| ラグナロクオンライン公式サイト

具体的には、放置された露店を除いたBreidablikサーバ内で土曜日の夕方に実際に活動しているユーザーの人数です。
ROの露店のシステムはサーバにログインし続けた状態でないと、露店を開き続ける事が出来ないので、ログイン画面に表示される接続数と実際にサーバ内で活動しているユーザーの人数を区別しにくく、実態が分かりにくいという事はプレイヤーの間では常識として共有されていると思います。
例えば、土日の夜間はBreidablikサーバには、2000人程度の接続数がありますが、その中の内、放置された露店がどれ位で、実際にサーバ内で活動しているユーザーが何人ぐらいいるのかといった情報はユーザーにはなかなか分かりません。
しかし、こういった臨時のメンテナンスがあった直後は放置された露店と実際に活動しているユーザーの双方が同時にログアウトし、実際に活動しているユーザーのみがメンテナンス終了直後にログインしていくと推定される為、メンテナンス終了後の接続数の推移を観察していくと、そのサーバで実際に活動しているユーザーの人数が具体的に分かってきます。

このメンテナンスがあった際、偶々、私もROをやっていたのですが、臨時のメンテナンスが終わった直後にログインし、ログイン画面に表示されるユーザー数を確認してみました。
メンテナンス終了直後の18時51分にログインした所、Breidablikサーバの接続数は58名でした。
この直後にプロンテラやプロンテラ南の広場に行ってみたのですが、当然のことながら非常に閑散としていました。
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図1:メンテナンス直後のプロンテラの十字路
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図2:メンテナンス直後のプロンテラ南の広場

その後もログイン数の推移を定期的に観測してみたのですが、19時7分の段階での接続数は338名、19時23分の段階での接続数は672名、20時の段階での接続数は1385名でした。
20時の段階での数字には、メンテナンスに気付いた露店を出していたユーザーもそれなりに含まれているでしょう。
土曜の夜に実際に活動しているユーザーの人数の割合は約2000人の内の最大でも70%以下と推定されます。
割合としてはかなり多いですが、この数字が観測できたのは土曜の20時という時間帯という事を考慮する必要があろうかと思います。
例えば、平日の日中や深夜などの時間帯はサーバの接続数の内、実際に活動しているユーザーの割合は70%を大幅に下回るのではないかという事は容易に推測できるのではないでしょうか。
今回の臨時のメンテナンスは土曜の夕方という、比較的、その時間を自由に使える人の数が多いであろう時間帯に行われましたが、これが平日の日中や深夜に行われていれば、そのメンテナンスの時間に立ち会う事が出来た人がログイン画面の接続数とプロンテラの露店の状況などを継続して観察すれば、その時間帯にどれだけのユーザーがサーバ内で実際に活動しているのかが把握できるのではないかと思います。
ゲームの攻略などには一切関係のない数字ですが、こういった観測を積み重ねれば、ROのサーバ内の社会の実態に迫る事がユーザーにも出来るのではないかと思った次第です。
今回はここまでにします。それでは。

2018年1月27日19時32分追記
この記事と関連する新しい記事を追加いたしました。ご興味があればお読み下さい。

ROのワールド内で平日の深夜に動いている人の数は、Breidablikワールドの場合、400人前後らしいです : RO Breidablik 日記(仮)
http://rolog.blog.jp/archives/6641818.html