RO Breidablik 日記(仮)

Breidablikで活動するプレイヤーの雑感などを記録するブログです

2018年10月

こんにちは。ワールド倉庫の実装後、Breidablikで続いてきたサーバの動作遅延も落ち着いて、しばらく時間が経ちました。
ハロウィンイベントも無事開催されています。10月末になり、今年の終わりも意識する時期になりました。時間が過ぎるのは早いものだと思います。
今回は10月23日に告知があった露店専用ワールドの開設について、雑感を記事にまとめてみました。少々、長い記事になりましたが、最後まで読んでいただけると幸いです。
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1. 露店専用ワールドとは

露店専用ワールドであるNoatun(ノアトゥーン)が実装される事が、決定されました。
ノアトゥーンは露店による商取引専用のワールドであり、ワールド倉庫を通じて、アイテムを持ち込み、Urdrを除く全ワールドのユーザーが参加する事が出来ます。
ノアトゥーンがオープンした背景には、Breidablikの負荷分散が大きな理由として、公式ブログで挙げられています。
商取引は売り買いが一つの場所で完結するのが理想であり、ワールド倉庫実装後はBreidablikへの市場の一極集中の動きが起こり、JROのサービス全体のゲーム内経済に大きな影響を与えました。
9月以降、Breidablikの接続数は3000人を超えました。
その影響からかサーバの動作が異常に重くなり、運営がユーザーに対し、プレイ利用権の補償を行うまでの事態になりました。
ノアトゥーンは、このような事態の再発を防ぐ目的でオープンが決定しています。
実際、ユーザーが商取引のために特定のワールドに集中する問題は、今のままでは解決が非常に難しいでしょう。
上で書いた通り、商取引の売り買いは一つの場所で完結するのが理想なので、最適な取引を行うために賑わいのある場所をユーザーが求めるのは当然です。この動きを制限する事は可能な手段があったとしても、恐らく得策ではないでしょう。
露店専用ワールドの開設は負荷分散の実現の為には、必要なのだと思います。
もっとも、露店専用ワールドの開設により、ワールド倉庫を通じたアイテムの移動に加えて、Zenyの移動も解禁される事となりました。
実を言うと、今年1月のゲーム向けメディアのRO運営チームのインタビュー記事で、ノアトゥーンの小為替を思わせるアイテムについても示唆されていたので、ワールド倉庫の施策がこのような展開になった場合の対策として、水面下で準備が進められてきたのかもしれません。
これは非常に大きな仕様変更であり、様々な波及効果がある事が予想されます。
次に露店専用ワールドの開設によって、どのような事態が予想されるかを簡単にまとめたいと思います。

露店専用ワールド「Noatun」2018年10月30日(火)オープン!| ラグナロクオンライン公式サイト

ハロウィン開始と露店ワールドの予告です! : ラグナロクオンライン公式ブログ

Breidablikワールド動作遅延等に関する補償とお詫びについて| ラグナロクオンライン公式サイト

「ラグナロクオンライン」2018年ロードマップインタビュー。全ワールドのプレイヤーが集えるロビーワールドでMMORPGらしさの復活を目指す - 4Gamer.net

2. 露店専用ワールドの実装で考えられる展開

2.1 JROのアイテム市場のノアトゥーンへの一極集中

ノアトゥーンの開設によって、まず起こりそうな事は市場の一極集中でしょう。
これについては、元々、それを意図した施策なので問題はないと思います。
ノアトゥーンに露店が集中すれば、Breidablikの露店の数も減り、サーバも安定稼働出来るでしょう。
ただし、この施策はBreidablikのユーザーには手放しでは喜べない影響もありそうです。

2.2 旧ワールドのインフレの影響がBreidablikにも及ぶ

ノアトゥーンには、Urdrを除くすべてのワールドから参加する事が可能です。
アイテムの持ち込みの他に、小為替に両替して、Zenyを持ち込むことも認めています。
9月のワールド倉庫実装後のBreidablikでは、ワールド倉庫を通じたアイテムの移動は出来ても、Zenyの移動は出来ませんでした。
その為、大量のアイテムの流入により、物余り金不足の状況になり、アイテムの相場は大幅に下落しました。
しかし、その方針は今回の施策により転換され、Zenyの移動が認められるようになりました。
このため2012年のワールド統合によって生まれたワールド(以下、旧ワールド)からBreidablikへ大量のZenyが流通するする事が予想されます。
その為、Zenyの希少性が薄れ、金余り物不足という状況が発生するのではないでしょうか。
Breidablikのユーザーから見ると、Zenyの価値の低下によって、インフレが起こっている様に見えそうです。
これからのJROのアイテム相場は、旧ワールドの価格が基準となるのではないでしょうか。

3. 運営チームの方針転換について

3.1 ワールド倉庫実装からこれまでの運営チームの方針

修道女のヴェールの一件で明らかなように、従来、RO運営チームはワールド倉庫を通じたZenyの移動を認めない方針を取ってきました。
この点については、過去の記事でも取り上げました。この方針の意図は、Zenyのワールド間の移動をさせない事により、他のワールドから見て、Zenyの総量が少ないBreidablikの物価を保護する事にあったと思われます。
現状、ワールド選択のトップにBreidablikが表示され、「初心者にオススメ」といった文言が表示されることからも明らかなように、運営は新規のユーザーをBreidablikに誘導する方針を取っています。
これらの新規のユーザーをゲームに定着させる為には、少ない手持ちのZenyでもやっていける環境を整える事が必要だったのではないでしょうか。つまりはインフレの発生を可能な限り遅らせる事が、運営の従来の方針だったと考えられます。

ワールド倉庫で修道女のヴェール経由でZenyの送金が事実上可能だった件やBreidablikの物価の安定の必要性、ロビーワールドについて考察をまとめてみました : RO Breidablik 日記(仮)

ワールド倉庫で発生していた不具合と対応のお知らせ| ラグナロクオンライン公式サイト

3.2 運営チームの方針転換の背景

運営は従来の姿勢を大きく転換した事になりますが、この背景には何があったのでしょうか。
理由はいくつか考えられます。主に考えられる理由を列挙すると、次のような物になるでしょう。

1. Breidablikなどの特定のワールドに、人口を集中させる施策の継続は難しいと判断した

公式ブログの露店専用ワールド開設の予告記事でも触れられている理由です。
露店を出すプレイヤーが特定のワールドに集中する事により、サーバの負荷が増加していく問題を解決する事は困難と見たようです。
実際、ユーザーの動きをコントロールする手段は無い為、こうなるのも仕方がない気がします。
サーバがユーザーの増加にも耐えられるのなら、それでも問題はないのでしょうが、9月以降の実績を見ると難しいのでしょう。

2. ワールド倉庫のZenyの移動を認めない方針が、旧ワールドのユーザーの予想以上の反発を招き、この方針に固執するとユーザーの急減などの事態を招きかねないと判断した

恐らく、方針転換の大きな背景として、この点も考えられるのではないでしょうか。
Breidablikのユーザーである私が言うのも何なのですが、Breidablikへの新規のユーザーの誘導、はっきり言えば優遇策が旧ワールドのユーザーにとって、面白いものである筈がありません。
2014年にBreidablikが、基本プレイ無料ワールドから通常ワールドに移行して以来、この方針はずっと続いてきた様です。
この特定のワールドに人を誘導する施策は、新規のユーザーをゲームに定着させる為には必要だったと思われます。
実際、新規のユーザーをゲームに定着させる為には、ワールド内に臨時パーティーなどが成立する環境を整え、ゲーム内社会を活性化させておく必要があり、露店の物価高騰を抑えて、新規のユーザーの負担を減らすといった施策の実施も必要だったのでしょう。
ただ、この施策はJROのユーザーの4分の3を占める旧ワールドのユーザーの犠牲の元に成り立っています。
Breidablikワールドのユーザー数は2500人程度と他のワールドと比較して、非常に多いのですが、サービス全体で見るとその割合は4分の1程度です。
JROのサービス全体のユーザーは8000~10000人程度なので、個々のワールドの接続数は1000に届かなくても、割合としては旧ワールドのユーザーの方が多数を占めています。
オンラインゲームのレビューサイトでは、Breidablik優遇の施策やワールド倉庫の実装後の状況について、非常に厳しい意見が並んでいます。
実際、上記の方針により、旧ワールドのユーザー体験が劣化している事は間違いないでしょう。
4分の1のユーザーを優遇するために、4分の3のユーザーに割を食わせるというやり方がついに限界を迎えつつあるという事ではないでしょうか。
運営としては、ワールド倉庫の施策は、本来、ロビーワールド(すべてのワールドのユーザーがログインし、イベントや攻城戦を体験できるワールド)とのセットで実施する積もりだった筈です。
現在、ロビーワールドの開設について、運営からのアナウンスなどが不足している為、ワールド倉庫の本来の用途は、既存のワールドとロビーワールドとの間のアイテムの移動だった事は忘れ去られている感があります。
ワールド倉庫の実装に伴う悪影響は、運営はロビーワールドによって中和する事を考えていたと思いますが、ロビーワールドの開設が遅れている現状では悪影響の面ばかりがユーザーの目に映り、それがユーザーの強い不満の原因になる事は仕方がない気がします。
JROの今後を考える上で、旧ワールドのユーザーの不満をいかに抑えるかという面についても、真剣に考える必要がありそうです。
 
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3.3 運営チームのこれからの方針とJROの経済運営

ノアトゥーンの開設により、運営は従来の方針を転換し、旧ワールドのユーザーに歩み寄る姿勢を打ち出しました。
これにより、旧ワールドのユーザーのゲーム内資産の価値が保たれ、事実上、救済が行われた形になります。
その一方、方針の転換によって、Breidablikでは、これからインフレが加速する事になるでしょう。
インフレがどの程度の速度で進行するのか、その悪影響が新規、復帰者のユーザーに与える影響がどれくらいになるのかはまだ分かりません。
以前も書きましたが、新規のユーザーをゲームに定着させる為、ユーザーをある程度、特定のワールドに誘導したりする施策は必要だと思います。
ただし、その為に旧ワールドのユーザー体験を犠牲にするやり方は、非常に強い不満を招いているので、以前のやり方を続ける事はそろそろ限界に近いのではないかと思う次第です。
その一方でBreidablikの新規のユーザー、初心者にインフレの悪影響を被らせる事も得策ではないでしょう。
スロットエンチャントの拡充など、インフレ対策の施策も合わせて実施する必要があるのではないでしょうか。
JROで考えられるインフレ対策については、別途、記事を書いてみたいと思っています。

4. まとめ

今回も長々と書いてきましたが、MMORPGのゲーム内経済の運営に満点の答えはないと思っています。
現在のJROでは、ユーザーの間で流通するZenyを回収する仕組みが不十分な為、時間の経過とともに、ゲーム内で流通するZenyの総量は増加していく事でしょう。
これはインフレ対策をゲームの仕様として検討する事が不十分だった事が原因でしょうから、根本的な対策は恐らくは無理でしょう。
その一方で新規、初心者がインフレの悪影響を被らないようにする事も同時に必要です。
この施策の厄介な点は、ワールド倉庫を通じたアイテムの移動は、ワールド間の人口格差、新ワールドと旧ワールドのユーザー体験の質の差といった非常に難しい問題と関係している点です。
これらの問題については、ロビーワールドの開設が一定の答えになる筈でしたが、現在、その計画の見通しがユーザーに示されていない為、ワールド倉庫の実装に伴う負の側面がユーザーの目に大きく映る結果となりました。
ノアトゥーンの施策はこれだけで終わるものではなく、未だ実現していないロビーワールドとセットで評価するべきだと考えます。
JROの今後がどうなるかは分かりませんが、ゲーム内経済のインフレとワールド間の人口格差問題の間には一定の関係があるでしょうから、運営のこれからの動きに注視する必要があるでしょう。

今回はここまでにします。それでは。

こんばんは。今回は迷宮の森 03のMVPボスであるバフォメットを倒してきたので、そのレポートを書きます。
この記事のスクリーンショットは録画したリプレイの物です。「土符:剛塊」を使用していますが、リプレイの仕様によりスクリーンショットには写っていません。
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1. バフォメットとは

バフォメットとは、迷宮の森 03とグラストヘイム 古城2Fに配置されたMVPボスです。
その姿は山羊の頭と人形の胴体という、キリスト教の悪魔を連想させるデザインになっています。
バフォメットそのものの起源は判明していないらしいのですが、バフォメットはキリスト教の悪魔としては非常に有名です。
シンプルに悪魔のデザインを考えると、参考例として候補に上がりそうな悪魔と言えるのではないでしょうか。
レベル111、属性は闇3。HPは666,666です。聖書に出てくる獣の数字が666なので、HPの数字はそこから取られたのでしょう。
獣の数字は、キリスト教を弾圧したローマ皇帝ネロを指すという説があるそうです。
余談になりますが、聖書にはこういった隠喩が他にもあります。今でこそ、世界三大宗教の一角であるキリスト教ですが、その存在が公に認められたのは、313年のミラノ勅令の時なので、それ以前はローマ帝国などの世俗権力からの弾圧がありました。
聖書が執筆されたと推定される時期、まだローマ帝国は健在だったので、獣の数字の様にローマ帝国を直接的に批判する記述を避ける為、ぼかした記述になっている箇所はいくつかある様です。
話をROに戻しますが、バフォメットはβテストの時から実装されていたらしく、JROでは最古参のMVPボスの一体と言えるでしょう。
属性は闇3(火水風土攻撃50%カットなど)なのが、少々、厄介ですが、今となっては全体的に弱めのステータスになっています。
しかし、アースクエイク、ブレイクアーマー、ブランディッシュスピアなどのスキル攻撃は今でも強力なので、職によっては一撃死する事も多いと思われます。侮っていると不覚を取るでしょう。

バフォメットの詳細情報 RO公式ツール・モンスターサーチ

2. バフォメット戦での装備

バフォメット戦での装備は以下のようになります。
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聖属性の+6 大型85%ニーヴ風魔手裏剣とニーヴバレッタのセットとゴス鎧を付けています。
ニーヴ風魔手裏剣の精錬値は6なので、ニーヴバレッタとのセット効果でATKは120ほど上がっています。
ゴス鎧はバフォメットのアースクエイク対策として、装備しています。
肩にかける物は+7 用心棒のスカーフを選択し、朧のスキル攻撃である風魔手裏剣 -乱華-のダメージを増加させます。
苦無は火属性のものを選択しました。バフォメットの属性は闇3なので、無属性の苦無で攻撃するのが最良なのですが、バフォメットのHPの低さを考慮するとこれで十分だと判断しました。

3. バフォメット戦

迷宮の森 03に入った直後にバフォメットと遭遇しました。
まさかマップの入り口にいるとは思っていなかったので、少々驚きました。
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会敵した以上、戦うしかありません。まずは取り巻きから片付けます。
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取り巻きを片付けた後は八方苦無の連打でHPを削り取ります。
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アースクエイクの直撃を受けますが、ゴス鎧で耐える事が出来ました。
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八方苦無の連打で押し切り、バフォメットを倒しました。
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4. ゴス鎧のボス狩りでの活用

ゴス鎧を手に入れてから、今回のバフォメットの他にオークロードといった、これまではあまり戦ってこなかったボスと対戦しています。
無属性攻撃のみとはいえ、被ダメージを4分の1に出来るゴス鎧は非常に有効です。
これまでのボス狩りでは、朧の打たれ弱さから、なかなかストレートに勝てず、死んでから元の場所に戻って、再戦といった事を繰り返してきたのですが、今後はそういった事を減らす事が出来そうです。
ボス狩りについては、今後は生体工学研究所のボスなど、これまであまり戦ってこなかったボスを狩りに行く事を検討中です。
ワールド倉庫の実装後、中型特化ニーヴ風魔手裏剣といった生体工学研究所のボスに有効な装備も入手しています。
しばらくの間、ボス狩りについては停滞した状態が続いていたのですが、これからは未討伐のボスに積極的に挑んでいければと思います。

今回はここまでにします。それでは。

こんばんは。最近、ゴス鎧を露店で購入した為、その活用法について、レポートを書いてみたいと思います。
ワールド倉庫実装以来、Breidablikには他のワールドから流入したアイテムが多く露店に並び、市場は活況を呈しています。
そのおかげでゴス鎧の値段も安くなり、私でも手が届く程度の値段になりました。
9月20日の段階でも、ゴス鎧の入手について、検討していました。合わせてお読みいただけると幸いです。

ゴーストリングカード挿し済みの鎧の入手と精錬祭の仕込みの検討について : RO Breidablik 日記(仮)
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1. 購入したゴス鎧

今回、購入したのは、ゴーストリングカード挿しの+8 アインヘリヤルの鎧です。
値段は200Mでした。結構な値段ですが、鎧の価値を考慮すると割安だと思います。
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ゴス鎧は前々から入手したかったのですが、ワールド倉庫の実装後、相場がだいぶ下がっていたので、私でも何とか購入できる値段になっています。
私の財布からすると、安い買い物ではありませんでした。
来年の精錬祭の投資用資金を切り崩したので、これからは消耗品以外の出費を切り詰め、投資用の資金を再び作る必要があるでしょう。
ゴス鎧の市場価値が完全に失われる事はないでしょうから、いざとなったら、市場で売却する事も考えています。

2. 用途

ゴス鎧の用途ですが、主にGVGなどの対人戦とボス狩りの2つの使い道を検討しています。
以下で検討した内容をまとめます。

2.1 GVGでの活用

まずは対人戦について検討します。
といっても、朧の場合、ゴス鎧を付けても効果は限定的でしょう。
朧の最大HPは後衛職並みに低いので、前衛職のようにゴス鎧を装備して、敵陣に切り込むことは難しいでしょう。
勿論、ゴス鎧を装備していれば、相手から一確される危険は減らせます。
最近のGVGに参加していても、攻撃を受けると即死するという状況が続いています。
打たれ弱い朧では、上記の問題はある程度仕方がないのですが、防戦であれば、地形を利用した立ち回りで死ぬ可能性をだいぶ減らす事が可能です。
逆にこちらから砦を攻める時は深刻な問題になります。特に砦内で移動している時が酷く、戦場になっている場所に向かっている途中で伏兵に襲われ、戦いに参加できない時間が長くなり勝ちです。
砦内部の移動中は地形を利用して、攻撃を受けにくくするといった事が困難で、対応に苦慮しています。
ゴス鎧は砦を攻めている際、少しでも死ににくい状況を作れれば、と思って購入した面があります。
もっとも、念属性(念1。プレイヤーの属性は属性鎧を付けた場合、その属性のレベル1になる)でダメージをカットできるのは無属性攻撃のみなので、これだけで問題が解決するわけではないでしょう。
ドラムのマタタビランスは念属性攻撃も可能ですし、そもそも、属性攻撃であれば、念属性でもダメージは100%通ります。
ただ、死ににくなる事は確かでしょう。ゴス鎧のGVGでの主な活用法は、攻撃に出ている際の移動中など、地形を利用した立ち回りが難しい状況で、死ぬ確率を減らす目的で使用する、といった物になりそうです。
実際にどうなるかは使ってみるまで分からない部分があります。この為、来週以降に追加の記事をまとめる必要があるかもしれません。

2.2 ボス狩りでの活用

GVGでは効果が限定的になる事が予想されるゴス鎧ですが、対モンスター戦では、その効果を発揮できるでしょう。
実を言うと、ゴス鎧を買った翌日にオークロードを狩ったのですが、アースクエイクの直撃にも耐え、一気に倒す事が出来ました。
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その効果については、前々から分かっていたのですが、実際に使ってみると非常に有用でした。
この調子ならアースクエイクを使ってくるボスに挑戦したり、オークロード程度のMVPボスであれば、毎日狩りに行くといった対応も可能かもしれません。
ゴス鎧を上手く使えば、これまでは攻略の糸口が見えなかったランドグリスといった強力なボスとも対等に戦えるかもしれません。
ボス狩りでの活用についても、今後、検討していこうと思っています。

3. まとめ

今回、ゴス鎧を入手した事で、朧を使い続ける限り、付きまとう問題である打たれ弱さについて、一定の解決を見出だせるかもしれません。
ゴス鎧で効果的に防げるのは、無属性攻撃のみなのですが、それでも被ダメージを4分の1に抑える効果は強力です。
万能ではないにしても、要所で効果的に使えば、高い効果を上げられるでしょう。
ゴス鎧は実用品としての側面が強くありますが、一方でステータスアイテムとしての側面も持っています。
ROのプレイヤーにとって、ゴス鎧を所有する事は一種の実績と見る事も可能でしょう。
私個人は、道具の評価は実用的な価値が先で、そういった面はあまり評価していないのですが、それでもある種の達成感は感じます。
ゴス鎧よりも値段が高い+9 ドレイクコートを所有しているので、今更な気もするのですが、これでROのプレイヤーの到達点の一つは越える事が出来たのではないかと考える次第です。
ゴス鎧をどう活用するかは、まだ詰めきれていない面もありますが、これからのプレイを通じて、有効な活用法を見出していこうと思います。

今回はここまでにします。それでは。

こんばんは。
ワールド倉庫については、実装以来、Breidablikの応答が非常に遅くなるなどの数々の問題が発生していました。
今回はワールド倉庫の実装後に発生した諸問題について、雑感を記事にまとめてみました。
数日を掛けて書いた記事なので結構長くなってしまいしたが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
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1. ワールド倉庫の緊急停止について

1. 1 ワールド倉庫が緊急停止したがその原因は?

9月29日に、突如、ワールド倉庫が使えなくなりました。要点を整理すると次のような問題が発生していたと言えます。
プロンテラ大聖堂でNPC売りされていた修道女のヴェールが、ワールド倉庫経由で他のワールドに移動出来たので、元のZenyの80%程度の割合で他のワールドにZenyを移動する事が可能だったという物です。
修道女のヴェールの値段は150Kなので、100個で15Mです。
手作業ではかなりの手間が掛かりますが、一部の作業はキーボードやマウスの操作を保存するマクロなどを使えば、ある程度は自動化出来るようです。
この問題はワールド倉庫実装時から発生していたと考えられるので、この1ヶ月の間にそれなりの量のZenyがワールドをまたいで移動したと思われます。
ワールド倉庫の緊急停止とLiveRO板@MMOBBSのパッチ変更点スレ その1110で話題が出た時間にそれ程間がない事から、ワールド倉庫の緊急停止はこの修道女のヴェールによるZenyの移動が可能である事を受けての物ではないかという見方がユーザーの間で広まりました。
9月30日の時点では、上記の件は状況証拠であって、確証はありませんでした。
しかし、10月1日の告知の内容によると修道女のヴェールの移動を制限したという記述があり、ワールド倉庫の緊急停止の原因は、LiveRO板@MMOBBSのパッチ変更点スレ その1110の354の書き込みが切っ掛けであるとほぼ言い切れる材料が揃いました。

ワールド倉庫機能再開のお知らせ| ラグナロクオンライン公式サイト

パッチ変更点スレ その1110

1.2 Zenyの移動先は? 運営は何を守りたかったのか

今回の不具合により、ワールド間のZenyの移動が可能だった事が明らかになりました。
次の疑問として浮かぶのは、、どのワールド間でZenyが移動したかという点です。
これについては、従来からあるワールド(2012年以降にワールド統合によって誕生したワールド。以下、旧ワールドと呼称)からBreidablikに資金が移動したと考えられます。
ワールド倉庫の設置以来、Breidablikに他のワールドからアイテムが流れ込む状況が生まれていました。
BreidablikにZenyを移動させる事が出来れば、そのZenyで希少価値のあるアイテムが購入できるので、恐らくは旧ワールドからBreidablikへのZenyの移動が行われたのでしょう。
今回の一連の措置が行われた詳しい理由については、運営は明らかにしていませんが理由については推測する材料があります。
恐らく、運営チームが守りたかった物とは、Breidablikの物価の安定だったと思われます。
この点については、2.3で後述します。

1.3 今回の一件での処罰について

今回の件については、10月2日に告知がありました。
具体的には、修道女のヴェールを600個以上移動させたアカウントは調査凍結という措置になるようです。
凍結が解除される事があり得るのかは分かりません。
公式サイトの違反者への措置という記事には、「再調査の結果、違反行為の疑いがないと判断した場合、凍結を解除いたしますが、違反行為と判断した場合、凍結は解除されず、停止が適用されます」という一文があります。
ここまで強硬な態度に出た以上、そのままアカウント停止という事になるのではないでしょうか。
あるいは一定期間の利用停止で済むかもしれませんが、その場合でも類似の事例が繰り返されないように、ゲーム内資産(アイテム・Zeny)の没収ぐらいの処罰は合わせて行うのかもしれません。

ワールド倉庫で発生していた不具合と対応のお知らせ| ラグナロクオンライン公式サイト

違反者への措置 | プレイマナーについて | サポート | ラグナロクオンライン 《公式サイト》

公式ブログのワールド倉庫の記事を読む限り、「このような事態が起こった場合は処罰を行う」と明記はされていなかったので、正直な話、RO運営チームの対処は私の予想よりも強硬でした。

ワールド倉庫とは! : ラグナロクオンライン公式ブログ

是非は、兎も角、「ワールド倉庫を通じたZenyの移動は認めない」というRO運営チームの意思は今回の一件ではっきりしたと思います。

2. そもそもガンホーはワールド倉庫でJROをどうして行きたいのか

今回の一件は、ワールド間でアイテムの移動が出来るワールド倉庫の実装によって引き起こされたのですが、そもそも、運営チームは何のためにワールド倉庫を用意したのでしょうか。
ここからはJROとワールド倉庫に関する細々とした話題について、まとめてみようと思います。

2.1 ワールド倉庫はロビーワールドの為の施策だった

そもそもの話として、ワールド倉庫はロビーワールドの為の施策でした。
ロビーワールドとは、多数のワールドのキャラクターが一つのワールドに集まり、GVGや季節イベントなどの体験を行えるようにする特殊なワールドです。ロビーワールドは、ワールド統合に変わる人口格差是正の施策として、2017年1月にゲーム向けメディアで明らかにされました。
現在、攻城戦YEがイグドラシルワールドで実施されていますが、これによって、ロビーワールドに掛かる負荷を見積もり、ロビーワールド必要なインフラを見極める事が目的のようです。
現在、JRO運営チームからロビーワールド実現の為のスケジュールなどの情報発信が少ないので、分かりにくいのですが、ワールド倉庫の本来の用途は、既存のワールドとロビーワールド間のアイテムの移動の為のシステムでした。
勿論、現在のように既存のワールド間のアイテムの移動も想定していたと思いますが、その件については過去のインタビュー記事を読む限りでは、あまり強調されていません。
攻城戦YEのテストが過去に不調に終ったからか、ロビーワールドに先行して、ワールド倉庫が実装されました。
この為、人口の少ないワールドからBreidablikにアイテムが流れ込み、Breidablik以外のワールドの露店が減るなどの弊害が多く出ています。
ワールド間の人口格差問題は、解決が非常に難しいと思います。
ワールド倉庫実装以来、ユーザーからはその弊害について、様々な意見が出ています。
現状、ワールド倉庫については否定的な意見が多くありますが、その弊害を吸収する為の施策であるロビーワールドの実装が遅れている現状では、そのような声が多く出るのも仕方が無いでしょう。
ワールド倉庫の真価については、ロビーワールドの実装がされるまでは評価する事は難しいと思っています。

運営チームが語る 「2017年のラグナロクオンライン」が ゲームメディアで公開されました!| ラグナロクオンライン公式サイト

運営チームが語る「2018年のラグナロクオンライン」がゲームメディアで公開されました!| ラグナロクオンライン公式サイト

2.2 ワールド間のZeny移動を嫌う運営チームとBreidablikの物価の安定について

修道女のヴェールの一件では、RO運営チームは事前の告知では触れていなかった、ユーザーの処罰にまで踏み切りました。
この節では、RO運営チームがこの様な強硬な姿勢に出た理由についてまとめ、今後のRO運営チームの行動について考察したいと思います。
1.2でも触れましたが、RO運営チームは一連の対応で、Breidablikの物価の安定を守り、インフレを防ぐことを意図していると考えられます。
しかし、何故、RO運営チームはなぜBreidablikの物価を安定させなければいけないのでしょうか。
その理由はBreidablikに新規のユーザーを誘導しているからでしょう。
JROにログインすると、Breidablikがワールド選択のトップに表示される事からも伺えるように、運営チームは明らかに新規、復帰者のユーザーをBreidablikに誘導しています。
新規、復帰者をBreidablikに誘導する理由は、そうした方がユーザーを定着させやすいからでしょう。
MMORPGというジャンルのゲームは、人間関係や装備などのアイテムといったリソースがゲームを攻略する上で必要不可欠なのですが、その要求が高すぎると新規のユーザーはサービスに定着しない事は明らかです。
そうなると少しでも参入の障壁を低くしなければならず、その為にはゲーム内で活発に動いているコミュニティに人を誘導したり、ワールド内経済の物価を安定させる事はある程度は必要でしょう。
特に物価は深刻な問題です。私はそこそこのZenyを持っているので、だいぶ感覚が麻痺していると思いますが、有用な装備を手に入れるのに数十MのZenyが必要な現状は新規、復帰者にとって、非常に重たい負担である事は理解できます。
一番新しいワールドであるBreidablikでもこのような状態ですから、2012年のワールド統合で生まれたワールド(以下、旧ワールドと呼称)では、更に深刻でしょう。
JROでは精錬の失敗を除けば、基本的にアイテムは失われず、NPCから有用なアイテムを購入できるといったZeny回収の仕組みもあまりない為、時間の経過とともにインフレは自然と進んでいくと思われます。
Breidablikを優遇する施策は、短期的に見れば、効果的です。
まずはMMORPGの価値の一つである、ワールド内社会の動きが活発化し、ユーザーの交流を促す効果があります。
またBreidablikは他のワールドと比較すると、インフレが深刻ではなく、課金アイテムに頼らなくても何とかやっていける程度に市場が機能しています。
上記のような事情を踏まえると、Breidablikに他のワールドからZenyが持ち込まれ、インフレが進行するという事態はRO運営チームにとっては何としても避けたい展開である事は想像できます。
インフレの進行によって被害を受けるのは、そのワールドのすべてのユーザーなのですが、特にゲーム内資産の少ない初心者、中級者にとっては深刻な影響があります。
修道女のヴェールの件で、RO運営チームが事前の予告にはないユーザーの処罰にまで踏み込んだ理由は、ここら辺に理由があるのではないでしょうか。
特定のワールドを優遇するという施策には、異論も多いと思われます。
しかし、このような事を一切行わなかった場合、新規のユーザーが分散してしまい、結果的に新規のユーザーのユーザー体験の質が下がってしまいます。
ワールド内の賑やかさや臨時の多さなど、現在のJROで遊ぶには、ゲーム内のコミュニティが大きな役割を果たしているので、ある程度はユーザーを集約する必要はあるでしょう。
この事からBreidablikへの新規、復帰者の誘導は当分続くと思われます。
もっとも、上記の施策は短期的に見ると有効なのですが、様々な弊害があるでしょう。
この施策の弊害については、2.3で検討することにします。

2.3 Breidablikだけを栄えさせても、JRO全体のユーザー減に伴う諸問題は解決しない

JROはログイン後のワールド選択の画面で、そのワールドのログイン数を確認できます。
その為、JROの接続数はRagnarok Online板@MMOBBSなどの掲示板などでまとめられています。
その他、グラビティの年次報告書などでも、JROのユーザー数は確認する事が可能です。
以下はRagnarok Online板@MMOBBSのスレッドです。

●jROの接続人数を書き写すスレ● #38

このスレッドを見てもらえれば分かる通り、JROの接続数は土日で8000~9000人程度で、Breidablikの接続数は2000人弱です。
ちょっと前は1万人ぐらいはいたと思うのですが、若干、接続数が下がっているみたいです。
Breidablik優遇策には、様々な利点がある事は2.2で書きましたが、この利点はユーザーの4分の3を占める旧ワールドの犠牲の上に成り立っています。
各ワールドの中には、土日でも500人を切るワールドもありますが、その合計は6000~7000人とユーザー全体から見れば、むしろ多数を占めています。
下の図は上記のスレッドの9月23日の投稿を円グラフにしたものです。
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Breidablikは確かに人口は多いのですが、JROのサービス全体で見るとその割合は4分の1以下です。
Breidablikだけを活性化させても、他のワールドのユーザーが不満を募らせるだけで、長期的な解決にはなりません。
JROのサービスを存続させる為には、ユーザー全体の4分の3以上を占める旧ワールドのユーザーを満足させる必要があります。
Breidablikへの人口集中は旧ワールドのコミュニティへの負担の上に成り立っており、その影響で旧ワールド全体のユーザー体験の質を落としている事は容易に想像できます。
その上、ワールド倉庫の実装により、手持ちのZenyの価値が目減りするなど、旧ワールドのプレイヤーは踏んだり蹴ったりの状態に置かれています。
ゲームの人口減によるユーザー体験の質の劣化は深刻でしょう。現状のJROは有用なアイテムを手に入れるのに、ユーザーの露店に頼っており、ワールド内の市場にある程度の規模が必要です。
また季節イベントなどの攻略には、パーティーを組むことが必要なので、臨時が成り立つ程度の人口も必要です。
旧ワールドの古参のユーザーはそういった人的な資源を身内だけで調達できるのかもしれませんが、そうでないプレイヤーも多いと思われます。
かといって、ワールド統合をすればいいかというと、2012年に行われたワールド統合後、1000人を超える人口を持つワールドはOlrunしかないという現状があり、恐らく、人口格差解消の手段としては上手い手ではないのでしょう。
このような弊害については、当然、RO運営チームは把握しているでしょう。
そういった諸問題を解決する為に実装されようとしているのがロビーワールドです。
2.4では、ロビーワールドについて、検討します。

2.4 ワールド統合に変わる人口格差の解決手段として用意されたロビーワールド 

ロビーワールドとは、2.1で触れた通り、2017年のRO運営チームへのゲーム向けメディアのインタビュー記事で明らかにされた構想です。
新たにロビーワールドというワールドを新規に作り、そこにログインすればワールドGVGや蜃気楼の塔などの大規模コンテンツを遊べるようにしようという物です。
ワールド統合の場合、統合はユーザーの意思に関係なく行われるので、それについていけないユーザーが離脱するなどの弊害がありますが、ロビーワールドの場合への接続はユーザーの意思に委ねられるので、そういった弊害を最小限にできるでしょう。
ロビーワールドの詳細については、過去のインタビュー記事などで紹介されているので、ここら辺にしておきます。

運営チームが語る 「2017年のラグナロクオンライン」が ゲームメディアで公開されました!| ラグナロクオンライン公式サイト

運営チームが語る「2018年のラグナロクオンライン」がゲームメディアで公開されました!| ラグナロクオンライン公式サイト

ロビーワールド構想そのものについては、理念としては非常に理解できますし、私は賛同したいと思います。
そもそも、各ワールドの人口減の問題は、個々のユーザーがワールドという枠の中に閉じ込められているから起こっている問題です。
JRO全体のログイン数は9000人以上とそれなりの規模を誇っているのですから、ゲーム内社会の規模をワールド単位からサービス全体の単位に拡張する事が出来れば、人口減に伴う多くの問題を解決できるのではないでしょうか。
ただ、ロビーワールドについてはリスクも多いでしょう。2018年に入ってから、ワールドGVGのテストとして、攻城戦YEがイグドラシルワールドで開催されていますが、どうやら3000人を超えるユーザーが活動すると、ROのサーバープログラムは耐えられないようです。
攻城戦YEはログインしているユーザーのほぼ全てがスキルを連打するという特殊な状況ですが、ワールド倉庫実装後のBreidablikでも3000人を超えるユーザーがログインすると重くて、ゲームにならないという状況を確認しています。
サーバープログラムの動作が重くなるのは、どれだけのユーザーが同時にスキルを使うかといった状況にも左右されるらしいので、ログイン数は一つの目安と考えるべきでしょう。
ワールド倉庫実装後のBreidablikが重くなった理由は、恐らくはワールド倉庫に原因があると思われますが、詳細は不明です。
想像力を逞しくすれば、ワールド倉庫の実装により、ワールド倉庫を通じたアイテムのやり取りを検証したりする処理によって、各ワールドのデータベースの読み書きの処理が増加し、それに引きずられる形でワールド全体の処理が重くなっているのかもしれない…と予想することは出来ます。
上記については、JROのサーバの詳細が分からない以上、全くの憶測で根拠がある物ではありません。
インターネット上の情報を漁ってみれば、ヒューレット・パッカードのお客様事例でJROのインフラに関する記事を見つけることが出来ますが、2011年の情報で現状を推測する情報としては古すぎるでしょう。
この記事を書いている途中、JROのサーバがワールド倉庫の実装後変わったらしいと耳にしたので、Ragexe.exeがどこに接続しているのかを調べてみたのですが、amazonaws.comのホストに接続していました。どうやら、いつの間にか、JROのインフラはクラウドに移行していたようです。
上記のヒューレット・パッカードのお客様事例は完全に過去の情報で、現状のJROがどの様に動いているかはインターネット上にある情報からは推測できなくなったようです。
ロビーワールドを追加しても、ユーザーにサービスを提供できないのであれば、意味はありません。
この点については、2.5に続きを書こうと思います。

2.5 ロビーワールドの負荷分散

2.4では、ロビーワールドの懸念点について述べましたが、実を言うとそれ程は心配していません。
既に過去の攻城戦YEで行われているように、複数のワールドを用意するといった負荷分散を行えば、ゲームを成り立たせる為の基本的なサービスを提供できないという事態は回避できそうだからです。
この方法は当初公開されたロビーワールドの理念からすると不完全で、満点の回答とは言えないでしょうが、サーバープログラムの改修という方法を取らずに実現することが可能です。
ソフトウェアの改修には、相当なコストも掛かるでしょうし、そもそも成功するかどうか分かりません。
それにロビーワールドが実現しても、その内部では人が集まるマップを複数用意して、人数を分散する必要があるでしょう。
攻城戦YE用のイグドラシルワールドや季節イベントのマップでも、同じマップを複数用意して、負荷分散を図るという施策は既に行われています。
どうやら、ROのサーバープログラムは一つのマップにあまりに多数のキャラクターが接続する事を想定していないらしく、季節イベントが開催される度にBreidablikでは、イベント初日にイベント会場のマップが重くて動けないといった現象が起こっています。
一つのマップに接続できるキャラクターの数は不明ですが、蜃気楼の塔、モンスターハウスの定員が目安になるのではないでしょうか。
モンスターハウスの定員は120人なので、それぐらいの接続であれば耐えられるのでしょう。
ワールド倉庫実装前のBreidablikでは、2000人弱の接続数であれば、GVGでも耐えられていました。
ロビーワールドも3つぐらいのワールドを用意すれば、負荷分散としては十分なのではないでしょうか。
問題はワールド倉庫に関わる負荷がどの程度になるかですが、そこら辺はグラビティの開発者とガンホーの運用担当者の方々が解決してくれる事を望みます。

3.  JROの今後

しばらくの間、JROではワールド倉庫実装後に発生している重さを解決できるかが課題になるでしょう。
ワールド倉庫はロビーワールド実現の要となる施策なので、この問題を解決できなければ、その後の施策は何も進みません。
ロビーワールドをワールド統合に変わる人口格差解消の施策として打ち出した関係上、少なくともロビーワールドの成否が決まるまではワールド統合はあり得ないと考えるのが妥当かもしれません。
そうなると新たに人口増加、人口格差解消の為の施策を打ち出すとしても、2~3年後という事になるかもしれません。
あるいは海外のROの様に、基本プレイ無料のワールドを新規に追加するといった思い切った施策も必要になるのではないでしょうか。
もっともロビーワールドが失敗に終わった場合、そういった地点に到達する前にJROは大きな岐路に立たされる事になるかもしれません。
ロビーワールド、ワールド倉庫の施策は2年以上の時間を掛け、準備してきた物です。
2年以上の時間を掛けて、システムの開発を行ってきた事を考えると、これまでに相当なコストを投入してきたことが想像できます。
それが失敗に終わったとなると、真剣な話、ガンホーの経営陣がラグナロクオンラインに見切りをつけてもおかしくありません。
ラグナロクオンラインそのものはβテストも含めると、2001年にサービスを開始した非常にレガシーなMMORPGです。
現役のユーザーである私が言うのも何なのですが、これから伸びしろがあるサービスであるとは想像しにくく、盛り返す事が不可能であるのなら、サービスを終了し、ラグナロクオンラインモバイルなどの新事業にリソースを投入するべきという判断が下されてもそれ程不思議な話ではないでしょう。
ガンホーがグラビティから付与されたラグナロクオンラインのライセンス契約の期間は2017年に更新され、現在は2019年9月までとなっています。
この事については、グラビティの年次報告書で確認ができます。ブログの記事にもまとめてあるので、興味があればお読み下さい。
2019年9月までに、ロビーワールド、ワールド倉庫の施策が一定の成果を出せているかが、JROの今後を占う試金石になるのではないでしょうか。
JROの今後がどうなるかは現段階では分かりません。ただ、その行方はロビーワールドの成功に掛かっている事だけは確かなようです。

今回はここまでにします。それでは。

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