こんばんは。大して強くもないのに性懲りもなくPVPを続けております。
本来、PVPの記事を追加しようと思っているのですが、ウォーロックなどの魔法職との対戦内容が非常に一方的な内容になっている為、対戦していただいた方には悪いのですが、一旦それを中止し、代わりに魔法職への対策の考察記事を書こうと思います。
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以前からPVPでの記事で触れている通り、魔法職に連敗しているのですが、その原因は非常にはっきりしていて私の朧が現状では魔法に耐える手段も回避する手段もないからです。
他にも戦術的に至らない点はあるでしょうが、この問題を解決しないと入り口にも入ることが出来ません。せめて、魔法攻撃に一確される状況を変える必要があります。
魔法職への対抗策として、命中すればほぼプレイヤーを一確出来る(Zenyを消費し無属性遠距離攻撃が可能になるスキル。射程11セル。最高レベルの10の場合、5~10万のダメージ)無茶投げというスキルで対抗する事を試みましたが、対戦相手になる魔法職は大抵の場合、ゴーストリングカード挿した鎧を付けている為、無属性の攻撃スキルである無茶投げでは成果が出ませんでした。
無茶投げで成果が上がらない原因は、PVPの対戦相手になり得るプレイヤーの装備の見積もりの甘さにあったのでしょう。対戦相手を募集した場合、GVGギルドに所属している人が対戦相手になる事が多く、当初の想定よりもゴーストリングカードの所持率が高いことが原因です。またゴーストリングカードを所持していなくても、知り合いから借りる事も出来たでしょう。ブログの記事でこちらの出方は大体書いてしまっているので、その対策をされるのは仕方がありません。
そうなると無茶投げ以外のスキル攻撃で攻略の糸口を探すことになりますが、地面指定の範囲攻撃である風魔手裏剣 -乱華-は射程が14セルと長く、かつ対象セルの周囲7×7セルに範囲にダメージ、と非常に使い勝手いいのですが、相手を一確する威力は望めません。
実は精錬値が7の用心棒のスカーフを確保済みなのですが、それを装備しても状況は変わりません。
過去の対戦では、速度変化ポーション(UP)での接近から八方苦無の連打という戦法も魔法職相手に試したのですが、こちらが速度を上げて追いかけても、同じ手段で逃げる相手には有効ではありません。
火力を高めて魔法職に対抗するという計画は破綻したと見るべきでしょう。そうなると魔法に耐える手段を確保する必要があります。
真っ先に思いついたのはMDEFを100にして魔法に耐える方法です。火力を落とさずにMDEFを高める方法は難しいと思っていたのですが、異形のシーラカンスカードを使えば意外と簡単に実現できます。

異形のシーラカンスカード - RO-MA [ラグナロクオンライン アイテム データベース/逆引き]

異形のシーラカンスカードは鎧のカードでMDEF+50の効果があります。これをティドゥン(MDEF+10が付与された鎧)に挿し、靴を金剛石の靴(MDEF+15)、兜中段をメモリーオブラバーズ(MDEF+7)にすれば、火力も攻撃速度もそれ程落とさずにMDEF100を実現できます。靴とアクセサリーに挿すカードを調整すれば、ASPDも193になり、兜上段と肩に掛ける物は従来の装備のままなので、リス耳フードと用心棒のスカーフを裝備し続ける事により、火力の強化とも両立します。金剛石の靴にはニーヴエンチャントも付与出来ます。

ティドゥン - RO-MA [ラグナロクオンライン アイテム データベース/逆引き]

金剛石の靴 - RO-MA [ラグナロクオンライン アイテム データベース/逆引き]

メモリーオブラバーズ - RO-MA [ラグナロクオンライン アイテム データベース/逆引き]

装備の費用については、異形のシーラカンスカードが90~100M、ティドゥンが40M、メモリーオブラバーズが20Mといった所です。合計で約160Mです。安い投資ではないですが、頑張れば何とかなりそうな数字です。
MDEFを100にすれば、魔法攻撃のダメージを約55%カットできます。また石化、凍結に対して100%の耐性を得られます。PVPだけでなく、GVGでも使えるのでこれはかなり良い考えではないかと思いました。
ギルドのメンバーにらとりおの結果を見てもらい、アドバイスを求めたのですが、「MDEFを100にしても魔術師のグローブなどの装備でMDEFを無視できるので効果がない」と指摘を受けました。
以前も書いたように来年の精錬祭りに向け、パッケージの課金アイテムを買い集めているので、ガーデンオブエデンについては知っていました。精錬値が9のガーデンオブエデンはMDEFを100%無視出来るので、それには対抗できないと考えていたのですが、魔術師のグローブについては魔法職を使ってこなかったので見落としていました。魔術師のグローブがあれば、精錬値が7のガーデンオブエデンと組み合わせれば、MDEFを100%無視できます。

ガーデンオブエデン - RO-MA [ラグナロクオンライン アイテム データベース/逆引き]

魔術師のグローブ - RO-MA [ラグナロクオンライン アイテム データベース/逆引き]

MDEFを高めるよりも属性攻撃に対する耐性を高めた方が効果的ではないか、と言われました。魔術師のグローブは250M前後と比較的高価ではありますが、GVGに参加する人たちはかなりの確率で所持していると見るべきでしょう。
MDEFを高めて、魔法に耐えるという路線は有効ではないと評価し、放棄する事にしました。
属性耐性について、らとりおで計算してみましたが、火属性の鎧があれば、かなり厳しく見積もってもクリムゾンロックで一確される事はなくなります。
もっとも、ウォーロックにはディレイのないスキルもある為、攻撃魔法の連打に耐えられる保証はありません。また、魔法に耐えるには属性鎧だけでは充分ではなく、属性特化のディーヴァマントなどで弱点を補強する必要があります。
手持ちの装備に<R-Fire>トリプルのエクセリオンウィングなどがあるのですが、<R-Fire>には火属性のダメージが軽減される代わりに水属性のダメージが増加するといったペナルティがある為、対人戦では有効ではないでしょう。
肩に掛ける物に耐性装備を付ける関係上、乱華などのスキル攻撃が強化される用心棒のスカーフが使えなくなるのは痛手ですが、これは仕方がないかもしれません。
GVGの防衛戦では、朧は敵の攻撃が届かない後方から乱華を連打するのが基本的な戦法になるので、用心棒のスカーフはまだ必要です。
耐性装備で魔法攻撃に耐えつつ、一気に接近して八方苦無を連打できれば、PVPでも魔法職にも勝てる可能性はあるかもしれません。その場合、イグドラシルの実の消費が激しくなる事が予想されるので、アイテムの重量配分や戦術について、再考が必要でしょう。
ここまでの事をやったとして、魔法職にPVPに勝てる保証はありません。ギルドのメンバーからも「現在のROは職の間のバランスが悪く、PVPをやる意味は薄いのではないか」といった趣旨のことも言われています。
ROのゲームバランスは対人戦を意識した物にはなっておらず、主にPVE向けの調整がされていると思うので、こういう指摘が出てくるのも仕方がないでしょう。
現状のROでは、PVPをやる意味は薄いというのは指摘の通りです。対人戦のゲームバランスが悪いこともそうですし、イグドラシルの実や陽光の箱など、高額な消費アイテムを使わなければならない割に勝ったからといって何かが得られるわけではありません。
それでもROでPVPをやる理由は「趣味だから」、「ボス狩りなどのPVEコンテンツにはない楽しみを求めているから」という合理性では説明できないものです。
GVGは集団でのチーム戦ですし、砦から得られる収入の確保という明確な目標があるので、そういった事にはあまり悩まないのですが。
これからもしばらくの間、PVPに関しては装備などに悩む日々が続きそうです。
今回はここまでにします。それでは。