あけましておめでとうございます。2018年になりましたね。
元旦の更新は出来ませんでしたが、本年もこのブログをよろしくお願いします。
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今年のROの大規模なアップデートはロビーワールドとドラム族です。去年のRO運営チームのインタビュー記事では2018年の早い時期にほぼ同時に実装するとの事でした。
例年開催されるイベントのスケジュールを考えると恐らくは2月か5月以降に実装されるのではないでしょうか。「2018年の早い時期」という文言を素直に読めば、2月くらいという気がしますが、これは2017年11月時点での言葉なので現在もそうなのかは不明です。
ドラム族については、初心者向けに取っ付きやすくした万能型のキャラクターらしいです。物理、魔法、回復、支援まで行えるとのことです。
何でも出来るが、その代わり、既存の職の得意分野を食ってしまう程の性能は望めない、という立ち位置になっているそうです。万能型で既存の職と同じ強さだと、色々と差し障りがあるのでこれが無難でしょう。
攻城戦をやっていない人には関係無いのですが、ドラム族は種族は動物、サイズは小型だそうです。現在の対人特化装備は人間や中型に特化したものが多いのでドラム族には有効ではありません。
GVGでドラム族がどれだけ活躍できるかはまだ何とも言えないのですが…2015年以降、JROではアップデートの内容を日本の事情に合わせてローカライズするようになったので海外のROの実装内容がそのままJROに来るわけではありません。ドラム族の立ち位置はJRO運営チームの裁量次第と言えるでしょう。
もっとも、JRO運営チームは新規に実装するアイテムのスペックなどを変える事が出来ますが、スキルの性能といった部分まで変更できるかは分かりません。グラビティ直営のkROでも近年はスキルの修正などは行わず、アイテムでスキルの威力を調整する方向に行っている様です。スキル等は海外のままで、それを強化するアイテムを日本独自のものにドラム族の強さを調整するのではないでしょうか。
ロビーワールドについては攻城戦をやっているので、ロビーに移行した後、攻城戦がどのような形になるかが気になっています。
Breidablikにいると実感しにくいのですが、現状のROはユーザーがじわじわと減少し、それを立て直す事が出来ないという危機的な状況にあります。
RO運営チームはワールド統合をしても結局はユーザーが減るので、ロビーワールドという企画を出してきた訳ですが、それが成功するかどうかはロビーの具体的な仕様が現時点では明らかでないので予測できません。
GVGの今後も気になるのですが、ロビーワールドでの他のワールドのユーザーの交流も素直に楽しみに思っています。ゲームの攻略も大事なのですが、MMORPGの価値の一つには大規模なコミュニティを舞台にしたユーザー間の交流も含まれていると思うので、ワールドの垣根を取り払ったロビーでの交流はユーザー体験の質の向上にもつながるでしょう。
あとはJROの競合になり得るラグナロクオンラインモバイル(中国語タイトルは仙境传说RO:守护永恒的爱)ですが、これが日本でどのように展開されるのか気になる所です。
スマートフォンで展開されるMMORPGがどこまでユーザーに受け入れられるかは不明ですが、WindowsをインストールしたPC/AT互換機でしか動かないPC版ラグナロクオンラインに比べれば、潜在的なユーザーはかなり多いと思われます。
ラグナロクオンラインモバイルはグラビティから許諾を得て、中国のドリームスクエアが開発し、その権利を買い取ったXD.comが運営するスマートフォン向けMMORPGです。現在、中華人民共和国、台湾で正式サービスを開始しています。韓国でも2018年第1四半期にサービス開始を予定しています。

MMORPG『ラグナロクM』韓国サービスは2018年第1四半期を予定

ラグナロクオンラインモバイル(仙境伝説RO)は台湾で快調なスタートを切ったそうです : RO Breidablik 日記(仮)

ラグナロクオンラインモバイルはPC版ラグナロクオンラインの直接の競合になり得るサービスですが日本でどのように展開されるのかはまだ不明です。ラグナロクオンラインモバイルについて、ガンホーは私の知る限りにおいて何もコメントを出していないのでどう対応するつもりなのかは分かりません。
台湾でのサービスはグラビティでの看板で行われていますが、ラグナロクオンラインモバイルの事業の主体がどこにあり、どこが決定権を持っているかは外部からは現時点ではよく分かりません。少なくとも開発と中華人民共和国でのサービスはXD.comが、知的財産はグラビティが持っている筈なのですが、グラビティがラグナロクオンラインモバイルの事業にどこまで関与しているかは不明です。
このブログで何度か触れましたが、グラビティはガンホーの子会社であるので、ラグナロクオンラインモバイルについてはガンホーはかなりの情報を持っていると思われます。グラビティの取締役会にはガンホーの役員も直接参加しています。
ラグナロクオンラインモバイルが日本で展開されるかどうかも現時点では不明なのですが、水面下では実は話が進んでいて、モバイル版の日本でのサービスにガンホーが一枚噛むか、ガンホーが日本でのサービスを展開するといった話になっても、あまり驚くべきではないのかもしれません。
事業の今後については、PC版よりもモバイル版の方が明るいでしょうし、海外の動きを見るに2018年にラグナロクオンラインモバイルが日本でどう展開するか明らかになるのかもしれません。JROに直接の影響はないにしても、強力な競合が現れる事になるので、ユーザーの獲得などに間接的な形で影響する事は大いにあり得ます。
2018年のJROはゲーム内でも、ゲームの外の環境の変化といった意味でも激動の時代になるかもしれません。

最後に今年のROでの抱負ですが恒例のイベントをこなしつつ、ボス狩りなども積極的に行おうと思います。
4月末の精錬祭りなどは例年通り開催されると思うので、それに向けて事前にアイテムを仕込み、資産形成を目指さそうと思います。現状ではボス狩りも行き詰まりつつあるのですが、それもゴーストリングカードや聖属性の鎧などが無いからです。
イベントの開催があまりない冬の時期にまとまった資金を用意するのは苦しいのですが、それに耐えて課金アイテムを仕込んでおけば、精錬祭りで資産形成をする事が出来ます。
フィールドやダンジョンにいるボスは会うことが出来れば、ランドグリスなどの一部のボスを除けば、大体倒せるようになりました。精錬祭りで資産を作り、メモリアルダンジョンのソロでの攻略に向けて、装備を調達していきたいです。
5月以降の目標については現時点ではアップデートの内容が不明なので未定です。
しばらくの間はブログの更新も途切れ途切れになると思いますが、今年もROをプレイしていこうと思います。
今回はここまでにします。それでは。