こんにちは。今回、モンクへの転職場所であり、メモリアルダンジョン「封印された神殿」の入場地点である聖カピトーリナ修道院を散策してきたので、そのスクリーンショットを紹介します。
聖カピトーリナ修道院はアコライトやモンクの転職クエストで訪れる必要がある場所なので、実装は2002年と相当古いです。
最近では訪れる必要性が薄くなった為か、モンクの転職以外ではあまり訪れる人もいない様子です。
そんな聖カピトーリナ修道院ですが、結構、凝った作りになっているのでスクリーンショットも映える場所が多くあります。
今回は聖カピトーリナ修道院の見所を紹介していこうと思います。

1. 庭園(227, 101付近)
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修道院の中には庭園などの施設が幾つもあります。
聖職者などの関係者のみが出入りする施設なら、この様な設備は不要なので、外部から信者が訪れる事を想定しているのかもしれません。

2. 海に面したアーチ(246, 79付近)
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ワールドマップで見れば分かるのですが、聖カピトーリナ修道院は海に面した場所にあります。
アーチも美しく、スクリーンショットを撮るのに良さそうな場所です。

3. 神殿正門(248, 152付近)
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聖カピトーリナ修道院の建物全般に言える事ですが、全体的に塗装も剥げ、非常に古い建築物である事が伺えます。
円柱が多く使われている建築はルーンミッドガッツ王国ではあまり見かけません。
これらの点については、「8. 封印された神殿内部」で後述します。

4. 聖カピトーリナ修道院内(93, 60付近)
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聖カピトーリナ修道院はオーディンを奉じる宗教団体の施設の筈ですが、内部も非常に傷んでいます。
蜘蛛の巣もあり、掃除がされている気配がありません。後述する理由から、聖職者にとってはこの神殿は割とどうでも良い施設なのかもしれません。
メタな指摘をするとマップに使われているテクスチャはダンジョンで使われている物の流用なので、こうなったというだけなのでしょう。

5. 神殿裏口(244, 98付近)
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神殿の裏口です。彫刻や円柱の配置が良いですね。

6. ベンチとパーゴラ(200, 146付近)
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ベンチとパーゴラです。パーゴラとは蔓性の植物を這わせ、日陰を作る日陰棚の事だそうです。
同様の物は現実の公園で何度も見ている筈ですが、正式名称は知りませんでした。

7. 修練場(219, 173付近)
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モンク達の修練場です。個人的にベンチや庭園の近くにこれらの設備があるのが解せません。
ベンチや庭園は明らかに外部から来た人間を意識した施設なのですが、修練場の様な場所に外部の人間を立ち入らせるとは思えません。
モンク達の休憩所だとしたら、ちょっと過剰な設備な気がします。

8. モンクの転職場所、封印された神殿がある建物(193, 166付近)
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モンクの転職が行われる試験会場とメモリアルダンジョン「封印された神殿」がある建物です。

9. モンクの転職場所、封印された神殿内部(331, 62付近)
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モンク転職の試験監督がいる場所を抜けると神殿の奥に入れます。
神殿の奥にいる修道士パトリックの話などを総合すると、この神殿は元々はオーディンを奉じる為に作られた物ではなく、バフォメットを奉じる神殿だったのではないかという推測も出来ます。
神殿内部にバフォメットの彫刻も残っているのもその名残なのかもしれません。
戦争などで手に入れた異教の宗教施設を改装して、自分たちの神殿として使うというのは現実にも行われています。
異教の宗教施設や習慣を形だけ取り入れ、内実を自分たちのもので置き換え、その痕跡を消し去るという作業は結構行われているので、聖カピトーリナ修道院もそうやって現在の姿になったのかもしれません。

10. 祭壇とドーム(273, 202付近)
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海沿いにあるドームと祭壇です。円柱の配置が良い演出になっていると思います。

11. 墓地(251, 245付近)
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結構広めの墓地があります。もっともデフォルメされた世界で広さを問う事自体が無意味かもしれません。配置された墓も立派なので、社会的な地位が高い人々が眠る特別な墓地なのかもしれません。

12. 納骨堂の入り口?(255, 256付近)
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墓地には地下に続く階段があります。階段の先にどんな施設があるのか謎なのですが、納骨堂か地下に設けられた墓所なのかもしれません。
実際、墓地に使える土地には限りがありますし、多くの遺体を収容する場所として、地下に墓所を作る事は現実でも偶にある様です。

13. 庭園2(158, 178付近)
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聖カピトーリナ修道院の中には庭園やドームなどが多くあるのですが、これらの設備はオーディンを奉じる教団が手に入れる前に作られた物なのかもしれません。
そうだと考えると関係者以外の立ち入りがあまり歓迎されない場所であるにも関わらず、公園のような施設がある理由にも合理的に答えが出せそうです。
余談ですが、アーチの頂点にある紋章などは視点の角度を調整すれば見る事が可能です。

14. 宿舎?(182, 236付近)
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食料品が入っているらしい木箱や水が入った樽が置かれた建物です。聖職者用の宿舎なのかもしれません。

15. 舞台?(96, 200付近)
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集会になどに使えそうな舞台があります。聖カピトーリナ修道院の周りには人口密集地などはない為、それ程必要性がある施設とは思えないのですが、何かの宗教的な儀式を執り行う為に必要だったのかもしれません。

16. 建物の残骸(130, 262付近)
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モンクの装備品を売っている武器屋の後ろには建物の残骸があります。これらの残骸が聖カピトーリナ修道院が非常に古い建物である事を示す記号となっています。

17. 正門(39, 251付近)
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聖カピトーリナ修道院の入り口の正門です。
連なっている円柱が日常から離れた特別な場所である事を示しています。
現実の宗教施設もそうなのですが、こういった「演出」によって、立ち入る人間の意識にそこが特別な場所である事を訴える事は必要不可欠なのでしょう。

聖カピトーリナ修道院のスクリーンショットを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
今回は一種の街である聖カピトーリナ修道院を紹介しましたが、次はラグナロクオンラインのフィールドのどこかを紹介したいと思います。
ラグナロクオンラインのフィールドはそれなりに広大なのですが、現在ではレベル上げなどでフィールドに行く理由は、ロックリッジなどの一部の例外を除けば、あまりありません。
既に候補になり得る場所は先駆者の方々が紹介済みなのですが、少し角度を変えて、付加価値の紹介記事が書ければと思っています。
今回はここまでします。それでは。